羽田竹美さんの文章がまとめられている本です。タイトルになっている「母の日記帳」は大腸がんで亡くなった羽田さんの母の日記帳が実家から出てきた事が本のタイトルになっています。 羽田さん自身も股関節脱臼(変形性股関節症、先天性股関節脱臼、亜脱臼とも書かれている)で手術をしていたり、過労、寝不足、めまい、吐き気、貧血…など万全な体調でない事が多いので文章の中には体調不良の状態がしょっちゅう書かれていて読んでいて疲れます。 羽田さんの娘さんが7ヵ月で胆道閉鎖症で亡くなった事や、長男が腸重積で病院に運ばれた事などもまとめられており、丈夫な家系では無かった事がわかります。 「進行性筋ジストロフィー」という文…