林岳彦 (2024年2月28日刊行、岩波書店、東京, xiv+267 pp., 本体価格2,900円, ISBN:978-4-00-005842-1 → 版元ページ)最近、外堀を “因果推論本” たちで埋められつつある気がして寝ていてもうなされる。 “統計陰陽師” が昼に夜に “呪い” をかけているにちがいない。勉強します、ハイ。【目次】 はじめに v第 I 部 因果推論の基本的な考え方1 因果と相関と「特性の分布の(アン)バランス」 3 1.1 まず、「対象のありよう」を丁寧に考えよう 3 1.2 相関と因果と、特性の分布のバランス 5 1.3 基本的なゴールとしての「特性の分布のバランシン…