翔ぶが如く(六) (文春文庫) 作者:司馬遼太郎 文藝春秋 Amazon 笑ふべし、嘆ずべし、憎むべし。 武装蜂起以外に政府を転覆する方法はないと信じる宮崎八郎。ただし、それには西郷が必要。 浅草本願寺と浅草寺は別物なのね。東本願寺派。西本願寺派は築地にある。 「ドチラデモヨイノデアリマス。」会議という制度に慣れない日本人。寝たりあくびかいたり。あ、今もか。 百姓に奴隷根性的思想が根づくくらい搾取してきた薩摩藩。 高級官吏の敬称に「先生」が流行。書生が呼ぶらしい。今もやね。幕末の名残らしく、知名の志士に対して呼んでたのがそのままに。 明治5年から9年にかけて、熊本県じゃなくて白川県だったのね。…