先日、青少年へのSNS規制の動向についてご報告いたしました。今回はその続編です。 SNSではありませんが、情報へのアクセスが容易になった現代では、ほかにもいろいろな問題が発生しています。 社会経験が乏しくガードが甘い上、欲望が盛んな若者たちも被害に会いますが、よく狙われるのは老後にそなえ小金を蓄えている老人たち。消費者庁によりますと2022年の特殊詐欺件数は、発覚しただけで1万7520件、被害額は361億円(前年比79億円増)とのことで、つまり、毎日1億円が詐欺被害で盗られているということ。被害者の6割以上が老人たちのようです。 知る限りの最高額は、大阪府の会社経営の80代女性。証券会社や大手…