1974年生まれの自分は、今年50歳だ。 生まれて半世紀という現実にビビるが、よく生きてきたものだ。 躁うつ病を患っていた頃は希死念慮。 死にたくはなかったが、寿命尽きるまで生活することは不可能と感じた。 変な感じだが、渡世を渡っていく自信がないのである。 喉元過ぎれば熱さを忘れるで、詳しいことは覚えていないが、多分当時の自分は、世の中とは、人と人との闘いのイメージがあった。 「タイタニック」という映画が当時流行ったが、主人公(ディカプリオ)たちは船が沈むのに何を争うんだろう?という気持ちで鑑賞していた。 どうせ、寿命が尽きて、100%死ぬのにどうして争い、その争いで命を落とす人がいるのか?と…