存在してくれるだけで何もしなくても尊いと言われても、だからこそ自発的に何かがしたいという話。 生まれついてのお姉ちゃんであるハヤヒデは率先して何もかもやってしまう気質であった。 クリスマスの準備もそうであり、タイシンやチケゾーの為にとパーティーの準備はバッチリだ。 だがそれはタイシンにとって何もやることが無いに等しく、寂しさを感じずにはいられなかった。 ハヤヒデはタイシンがいてくれるだけで充分だというのだがタイシンもハヤヒデに何かしたかったのだ。 だが何もできないタイシンはスマホゲーに興じる(フリをする)ことしかできなかった…… しかしそんなタイシンだからこそ同様の境遇に陥ったオグリのもどかし…