2024.11.27 事件の匂いが漂ってきた。 「あまべ文化研究所(戸穴)」主催者I氏の依頼で東京からの在野の先古代史・考古学研究家のK氏を本匠地区にある「聖岳洞穴(宇津々)」と「歴史資料館(堂ノ間)」にご案内した。 洞穴へはいきなり急登を這い登る事になる。杉の枯れ枝や枯れ葉が足をすくい、直ぐに石灰岩の岩塊が行手を塞ぐ。標高はさしてないが尾根に出るまで大変な試練が待っている。 旧石器時代の人骨と石器が同時に出土した事で世間を騒がせた洞穴である。後年のDNA調査でそれは500年位前の人骨で、四歳位の子供一体、40歳代の女性二体と男性一体と判明した。この段階で学会は聖岳洞穴を見向きもしなくなった。…