本章の中心は、イエスが約束された王として来られたとき、人々の態度が「礼拝する者」と「拒絶する者」に分かれたということです。そして、どれほど敵が妨害しても、神は御子を守り、預言された救いの計画を確実に進められるということです。 第一に、異邦人の博士たちがイエスを王として礼拝するためにユダヤにやって来ました。彼らが何者だったのかを、聖書ははっきりとは語りません。「博士たち」と訳された「マゴイ」というギリシャ語は、イラン世界の祭司たちを表す言葉であることから、東方の大国パルティアの、ゾロアスター教の祭司たちであったとも考えられます。彼らは祭儀だけでなく、天体観測や夢の解釈にも携わる宮廷知識人でもあり…