レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「聖杯たちの騎士」(2015)です。 映画は、いつものようなマリック監督独特なモンタージュとエマニュエル・ルベツキの素晴らしい映像で成り立ったストーリーの無い映像作品で、今回はクリスチャン・ベール扮する脚本家リックの苦悩と彼の人生と絡み合った女性についての作品になっています。淡々と映像が組み合わさっているので、ケイト・ブランシェットが妻を演じていますが、他の女性、例えばナタリー・ポートマンがどういう関係かは詳しく語られないし、他に登場するイザベル・ルーカス、テリーサ・パーマー、フリーダ・ピント、イモージェン・プーツ…