光の磁場(高速回転する粒子の層)の拡がりが 実際に見えている、と豪語して憚らない僕だが、 一日中この光の磁場の上で生活するにつれ、 幻想である現実世界(見えている世界)と、 本質側の世界(磁場側の世界)が、 ますます乖離してゆき、それと同時に、 肉体の自分と、無限の自己である自分が、 二人存在しているような感覚に陥っている。 どういうことかというと、本質としての自分は、 無限の磁場の上で神を感じていながら、 肉体としての自分は普通に現実で生活している。 まるで自分が二人いて、其々が別々の世界から 互いを観察しているような感覚なのである。 もっと日常レベルで説明すれば、 肉体を持った自分は、足に…