足利市立西中学校の職員玄関に、以下のような扁額を掲げ(平成23年3月)た。戦後の日本人は、物事を国家的見地で考えない民族になってしまったようだが、国家的見地に立つと、自分のすべきことが見えたり、気力や勇気が湧いたり、自分本位の考えや行動が改められる。国家的見地で物事を考えられる日本人を育てたいものだ。 国際化の時代であり、国際舞台で活躍できる人材の育成が叫ばれて久しいが、そのために語学ばかりに目が向きすぎているように思う。日本人なら誰もが日本語を話す。日本語が話せることで日本人に尊敬(信頼)されることはない。同じことで、いくら外国語に堪能でも、その国へ行けば誰もがその国の言葉を話す。話せるとい…