大腸がん、精密検査のすすめ 日本人男性で一番多いがんは前立腺がん、女性では乳がんで、男女それぞれ9人に1人が罹患する。 男女合わせて一番多いのが大腸がんで、肥満や運動不足などで増える欧米型のがんの代表だ。 大腸がん検診は国が推奨するがん検診のなかでも一番簡単な検査で、痛くもかゆくもない。 便を採って血液が混じっていないかを確認する「使潜血検査」だ。 2回便を採るのが標準となる。 暑い時期はビニールで包んで冷蔵庫に入れておくと精度が上がる。 大腸がんの一次検診を1,000人が受けたとすると、934人は陰性、66人が要精密検査(大腸内祝鏡)となる。 66入のうち精密検査で最終的に大腸がんと診断され…