2016年、新学習指導要領の方向性が確立されました。子ども達の現状として、学ぶことと自分の人生や社会とのつながりを実感しながら、自らの能力を引き出し、学習したことを生活や社会の中の問題解決に生かしていく面に課題があります。この課題を克服するために、今後は「何ができるようになるか」を意識した指導が求められるようになりました。また、新学習指導要領では「社会に開かれた教育課程」の実現が宣言されました。「知識及び技能」「思考力、判断力、表現力等」「学びに向かう力、人間性等」が明示され、「カリキュラム・マネジメント」が重視されるようになりました。さらに「主体的・対話的で深い学び」の実現を求めました。社会…