図書館へと続く夕暮れの川辺 夕暮れの詩 猛烈な淋しさ 淋しがらない屋 死の舞踏 最後の日没 夕暮れの詩 いわし雲が ゆきます ポプラ並木が 揺れてます ポインセチアが 微笑みます お別れなんて さみしいです 「またね」も言えず さみしいです 夕映えに さようなら 猛烈な淋しさ 2017年、年の瀬も押し迫っていた頃でした。 今日中に図書館へ返却しとかなきゃ。 レッスン終わりで、夕刻の12月へ飛び出した僕は、橋を渡り、川沿いの並木道を猛然と歩いていました。 西空には、名残を惜しむように夕映えが照り映えています。 突然、激しい淋しさに襲われました。 理由もないのに、無性に淋しくて仕方ありません。 淋…