<番組紹介> 江戸時代、熊本で独自の進化を遂げた象嵌を 肥後象嵌という。 コロナ禍の中で、 その伝統に新たな風を吹き込もうと奮闘する 二人の若手職人を追い、その技術と思いに迫る。 コロナ禍の厳しい状況の中、 伝統工芸を守り、発展させていくために、 新たな挑戦にのりだした若手職人を紹介するシリーズ 「名匠への道」。 今回は、江戸時代に独自の進化を遂げた 熊本の肥後象嵌。 象嵌とは黒地の鉄板に金や銀の形をはめ込んでいく 装飾技法 。 一人は、かつて肥後象嵌の特徴だっ た独特の黒の再現に挑み、成功させた職人。 もう一人は、スペインの象嵌技法を取り入れ、 “渋さ”が身上の肥後象嵌に華やかさをもたらした…