イラストは八光流柔術の技ではありません。皇方指圧に付随する護身体操(皇方強健術)の一つで最も簡単と思われる型です。初代奥山龍峰先生の著作にも「両腕を上に挙げる健康法」として度々登場するので秘匿する必要もないでしょう。 この体操は下垂した内臓の挙上に効果ありますが、護身体操は四肢の動きによって経絡(運動線)を刺激するメソッドですが、最終的な目標は経絡の作用に反応する内臓の健全化です。皇方指圧の教本にも「皇法医学独自の『経状反応』鍛錬に、操作を集中せしめた」と記載されています。(経状反応・・・経状にヒモの様に表皮を走る反応部位、経絡の事を指す) ところが護身体操の原型が肥田式強健術である為か、護身…