はじめに|「怒らない=何もしない」ではありません まず最初に、しっかり伝えたいのは「怒鳴る」と「叱る」は、まったく別のものだということ。 こどもに必要なことを伝える、ルールやマナーを教える、時にはきっぱりと注意する──これは「叱る」であり、こどもの未来にとって必要な関わり方です。 ただし、そこに感情をぶつける“怒鳴る”行為が加わると、こどもは【伝えたい本質】より【大人の感情】ばかりを受け取ってしまう。 ■ イライラしてしまうのは人間だから。落ち込む前に“対策”しよう 「また怒鳴ってしまった…」「イライラをぶつけてしまって後悔…」 こんなふうに自分を責めて、落ち込んで、自己嫌悪のループ。でもね、…