一般に「花伝書」として知られる「風姿花伝」(ふうしかでん)は世阿弥によって書かれた日本最古の演劇論です。 それは600年を経た今もなお色褪せていません。 (写真 角川ソフィア) 明日は「敬老の日」ですが、少子高齢化と最近の政治家達による非常識な振る舞いから「嫌老」と言われて久しいですよね。 ただいつかは誰でも老いるものです。 私は少なくても「嫌老人」や「毒老人」にならないように気をつけたいと思っています。 家にそのヒントとなりそうな本「風姿花伝」がありましたので、もう一度読んでみました。 室町時代に書かれたこの本は、人や人生を花に例える所や、引き際の美しさや幽玄の憂いなどが書かれていて、単なる…