この予測はトヨタの社長にはショックだろう——日産はエンジン開発終了を意志決定 日経新聞電子版は、<日産がエンジン開発終了へ まずは欧州 日中も段階的に>と題した記事を掲載した(2月7日)。 日産は、投資をEV(電気自動車)の開発に集中する、ということを意志決定したのである。 この記事に掲載されている「自動車の販売予測」のグラフは、トヨタ自動車の社長・豊田章男にはショックであろう。自社の生き残りの望みをかけているHV(ハイブリッド車)がたいして伸びないまま頭打ちとなり下降していく、と予測されているからである。描かれたHVの曲線がきわめて低くなだらかな丘状であることに、私はおどろいた。 世界の自動…