今回は座るために必要な筋活動をまとめていきます。 急性期では、座位保持というテーマはとても重要になります。 予後予測を行う上で、体幹の評価が予後が良好になるという因子に含まれています。 これが改善するかどうかはとても大切だと思われます。 唐突に座位を保持するための筋は何ですか? ときかれた時にどう答えますか? 私も昔はよく思っていましたが、コアスタビリティとか腹筋群の強化というひともいませんかね。 でもこれは、間違いです。 その説明をしていきたいと思います。 座位を保持するためには、腰椎の生理的前弯を保った良肢位をとる必要があります。 静止座位では、力学的には腹筋群は必要ありません。 必要なの…