成道会、とはお釈迦様が意を決してブッダガヤの菩提樹の下で12月1日から7日まで坐禅をして、8日目の朝、明けの明星を見た時に偉大なる悟りを開かれたことを祝う日です。その追体験をするという事で禅宗の各僧堂では毎朝2時から夜の12時まで、坐禅と参禅だけをするという、僧堂の修行で最も厳しい修行期間です。命取りの接心とか言われます。 そういうことで毎年、私が通う長徳寺では12月1日から7日まで、連続して座禅会が行われます。時間は19時から20時まで、その後提唱や茶礼があり21時頃に散会になります。僧堂よりは遥かに楽ですが、普通の在家にとって毎日2炷1時間の坐禅を7日間というのはなかなか大変だと思います。…