面白かった。本書を知ったきっかけは、治験について書いている、あるブログだ。 以前本欄に書いたように、僕は2年前に、長年続けた国家試験受験講師を辞めたのだが、その間、講師業と相場道を突っ走ってきた。わき目も振らずに突っ走ったお蔭で、FIREという用語の意味するところも知らなかったし(こういうタイトルの本があることは知っていたが、読んだことも無かったので、当然、その意味は知らない)、職業としての治験の道があるなんてことも知らなかった。 ここ2年で、今まで未経験の分野で、自分でも経験してみたい、と思ったことの一つにこの治験、というものがあったのだが、何社かのHPを見て、メールも配信されるようになって…