今日はまた一日が始まったけれど、何もかもが灰色に見える。 朝起きた瞬間から、自分の存在が意味をなさないような感覚が襲ってくる。 布団の中で、ただ時間が過ぎるのを待つだけの自分がいる。 時計の針が進む音が、まるで自分の無力さを嘲笑っているかのようだ。 うつ病が私の心を蝕み始めてから、どれだけの時間が経ったのだろうか。 かつては自信に満ち溢れていた自分が、今ではまるで別人のようだ。 何をやっても満足感を得られず、自分の価値を見失ってしまった。 友人や家族との会話も億劫になり、社会とのつながりが薄れていくのが怖い。 今日は、自分がどれだけ無力かを改めて感じさせられる出来事があった。 以前は、仕事に行…