2015年の冬至である。何と言っても冬至であるので、今日は、ずっと時間を横軸ではなく、縦軸に見ながら、眼前に重叠している〝いま〟の次元の中で過ごした。簡単にいえば〝いまここ〟の一点に集中する、という感覚である。 どうするかと言うと、肉体の感覚に集中する。いま、皮膚が感じている空気、鼻が感じている匂い、足が大地を踏みしてている感じ、言葉を発する際、喉が震えている感触に集中する。 そこに入ると、物質も、思考も、探求も、肉体も消滅し、本質だけになってゆく感じになる。いわばそこが〝決断の主体がある位置〟になる。 最近、本当に投影自体が起きなくなってきている。もちろん、恐れやドキドキは絶えず出てくるが、…