栗村アイリを用いて「アイデンティティの確立」と「友人との比較による劣等意識」を題材として描く話。 ブルーアーカイブのテーマとして「青春」を掲げているし高校倫理「青年期の思想」で扱われる分野。 栗村アイリは自分が個性の無い平凡な人間であるとして密かにコンプレックスを抱えていた。 (むしろ彼女はスイーツマニアのチョコミントヲタクであるという強烈な個性の持ち主なのだが) それ故、アイリは自己の存在証明に駆られてしまい、仲間達にバンドやろうぜ!と持ち掛ける。 メンバーは乗り気ではなかったがアイリは優勝賞品の激レアスイーツを餌に焚き付けやる気にさせる。 だが言い出しっぺのアイリが一番上達が遅く劣等感を抱…