『19 へりくだって、貧しい者とともにいるのは、高ぶる者とともに分捕り物を分け合うのにまさる。(箴言16:19新改訳2017)』 「へりくだる」というのは、自尊心を失う状態ではありません。 また、自分は全く駄目と自己卑下をする事でもありません。自己卑下は、高慢と同じような性質も内包しています。 自己受容し、自己確立した状態で等身大の自分と向き合い、他人と優劣を争わない状態を意味します。 自分は何者なのかを問われています。 人間は、財産があっても、貧しくても、いのちの存在価値は同じです。 そもそも、優劣をつけなければならない世の中に歪みがあるのです。 知らないうちに、それに染まってしまうのが人間…