岸田政権が発足して1年経つが、岸田文雄というのは安倍晋三以上に意志薄弱で自分の考えを持っていないように思われる。特に、安倍晋三の国葬に関しては岸田文雄が考えたのではなく、安倍晋三の取り巻き政治家にほだされて強行的に開催しただけであろう。 その他にも、発言が数日でころころ変わったりするし、何より国会討論でもいつも目線が定まっておらず誰に話しているかさえもわからない。少なくとも、国民の方をまるで見ていないことだけは確かである。 かつて近衛文麿という総理大臣が戦時中に存在したが、近衛文麿がまさに今の岸田文雄のようであった。 近衛文麿というのは、その場の空気に流されて最後まで信念を貫き通せない。思想家…