アメリカで皆既日食のイベントがあった。私の場所では100パーセントまでは行かなかかったけれど日中にもかかわらず辺りが暗くなり始め、街頭の電気がつき始めた。自然の脅威を感じる好奇心がくすぐられる最高のイベントだった。 そんな天体イベントを妻と散歩中に話す中で、ふと1日が24時間であることに興味を持った。調べると、紀元前5000年前にはエジプトに既に日時計なるものがあって、昼と夜をそれぞれ12等分にできていたらしい。既に24という概念があったことが脅威的だ。そこから必要に迫られて、より精度を上げる戦いが始まって、機械式時計が出現したのが約1300年。6500年かけて、精度は50秒に1秒の遅れまで到…