カーボンニュートラルを国が宣言して、脱炭素が動き始め、それと同時に気候変動にも関心が集まるようになりました。しかし、この問題が一朝一夕に解決されることはないのでしょう。 気候変動の議論が始まったのは30年前の「地球サミット」からといわれます。ずいぶん遠回りしています。そうしている間に温暖化は進み、異常気象による激甚災害を増加させ、気候危機を感じるようになりました。 しかし、気候変動の問題は、地球環境危機の一面にすぎず、これからは、生物多様性と自然資本の減少問題も視野に入れていかなければならないといいます。 起こり得るビジネスインパクトへの対応 カーボンニュートラルだけではない 今企業が取り組む…