俳句や短歌が持つ、季語や定型音数(五七五、五七五七七など)といった縛りをなくした、 自由な形式の俳諧。 代表的な俳人として、尾崎放哉、種田山頭火らが挙げられる。
「呪われた詩人尾崎放哉」の著者、見目誠は、放哉のある3つの句を指し
「この3句のおそろしい点は、何かを表現しようとする意志の片鱗すら見られぬところだ」
と評している。
呪われた詩人 尾崎放哉
尾崎放哉句集 (岩波文庫)
尾崎放哉句集 (放哉文庫)
種田山頭火:うしろすがたのしぐれてゆくか (ミネルヴァ日本評伝選)
山頭火を歩く (はるなつあきふゆ叢書)
自分のために 時間を使える ぜいたく 寒気 何かしないでは いられないのだろうか 放哉の句 ひさびさ読む 一時期 自由律俳句作りにハマった また? 何かしていた方がいいのか 瞑想中心にした方がいいのか いま 自分が 何をしたいか 好きに選びな 喉から手が出るほど 何かを選びたい すがりたい ひとりでいること 選びな 覚悟を決めな 薄まるな 自分100% 結果はついてくるから ちゃんと
あさほうけ かえりみねばと さむさかな
寒くて起きてしまった腹減った コンビニ迄サンドウィッチ買いに行ってきた 眠気をおして書斎整理すること午前二時 整理し終わったこれで眠れる 冷えている蒲団の中で丸くなる
うそら寒い冬の夜を一人走った 本日も妻と歩いた冬日に妻日傘さして 死のこと語る妻と妻の大好きな大河ドラマ 母と妹が来てくれた忘年会をするらしい 未だ職に就かず、事業所よりの電話待っている
闇を抜けて可燃ゴミ出しに行ってきた 本日は妻の気がかりを解決する にきび気にかかるストレスがあるのか 書斎整頓したい日の陽がまだ明けない 鬱っ気が激しいスパスパと手巻煙草喫う
きらきらしている路面快晴図書館帰り 妻の悩み抜くを聞く冬の朝である 前年は稼ぎ過ぎたいろいろお金がかかる 書斎片づけないとそう思いつつ日が暮れる すべてはいい方へ行くと考え仕事の事を
快晴の朝妻とゆっくり今日立ち上げてゆく 寝室掃除しなければ日記の処分しなければ 語彙が少ないわたし困っています 又妻が機嫌損ねてわたし強気に出てしまう エレキギター買ったアコギ放りだして熱中
コツコツ瞑想つづけて七年 手巻煙草のガツンとこないそれがよろしい 暖めた書斎にておもう年末年始のこと 明日は仕事があるこの職最後の仕事 アイスコーヒーを飲み終えて朝食催促する
二〇二四年十二月一日(日) あるときは余命をおもい散歩かな 仕事の暇に手巻煙草巻く吸う 幻聴に見舞われつつも瞑想する さびしいぞ物を捨て本棚が空 夜二度外へ出る自分に不安になる 二〇二四年十二月二日(月) 寒さに起きて戸を出れば青さ青さ 保険料ふりこむ遂に十二月となって AIと妻食い違う冬の昼 さくばんの幻覚をおもいそして忘れ 平和ともおもう冬の日々大切に過ごす
自由律俳句とは たまたま、YouTubeで又吉直樹*1さんみてて、初めて知った自由律俳句。 ようするに、五七五じゃないんですって。 自由なんですって。 いや、じゃーなんていうか、何でもいいんだ、作りやすそう!って思うけどそうじゃない。 かなり奥が深い。 惹かれるなぁ、自由律俳句。 文字数も決まってないけど、大体20字内くらいなんだそうです。 あれこれ見て又吉さんがそう言ってたなぁって思って。 その1行くらいの文章に、というか、俳句に、映画のようなワンシーンを感じるってすごくないですか。 ただただ映像が浮かぶだけででも「ああ!いい!」。 解説聞くと、「あ!そういうことか!なるほど!」。 次の句を…