俳句や短歌が持つ、季語や定型音数(五七五、五七五七七など)といった縛りをなくした、 自由な形式の俳諧。 代表的な俳人として、尾崎放哉、種田山頭火らが挙げられる。
「呪われた詩人尾崎放哉」の著者、見目誠は、放哉のある3つの句を指し
「この3句のおそろしい点は、何かを表現しようとする意志の片鱗すら見られぬところだ」
と評している。
呪われた詩人 尾崎放哉
尾崎放哉句集 (岩波文庫)
尾崎放哉句集 (放哉文庫)
種田山頭火:うしろすがたのしぐれてゆくか (ミネルヴァ日本評伝選)
山頭火を歩く (はるなつあきふゆ叢書)
夢の途中で起こされて不機嫌な朝 妻は歌を歌って、朝から元気 ピースライトを喫って換気扇を回して止めて 朝食はシスコーンである昨日から牛乳注いで食べてる 書斎の片づけしたい電気料金を払いたい 妻がペットボトル片づけてくれて、ありがとう 妻は歌のことばかり、その一つごとを追っている 面白い妻だなぁ、朝から元気 妻は何時ごろ起きたんだろう、へぇ四時らしい 顔を洗って、できる範囲でしていこうという朝
久しく会ってなかった父と再会 六月から働こうか妻の調子をみる ロースカツ旨かったなぁ家で薬服しつつ ひる家で薬服すと多幸感ありて 痰がよく絡む日の、煙草やめられたらなぁ 煙草やめようかなぁ、ふりそうな空の日で 煙草喫うと鬱っ気が出る、参ってしまう 書斎暖かくして欠伸を一つ こんなよい花を一人で見ている バナナ買いに行こうか行かないか、寒、寒
本日もよい春の太陽浴びている 本日もよい春の太陽浴びておる 薬しっかり服して約束の時を待つ 妻にひどい事吐いてしまった昨日の自分、許されない たんぽぽ綿になってもう吹かれ飛ばされて 荒れた書斎を正したく正したく悲しんでいる いろいろな事を考え一つ答えがあった 人生は空しい苦しいだからニコニコしていよう 一人では迷子になるだから一人は良くないが一人 花びらの横に流れるお寺の上
又もまた妻に健康不安説 夜ゆったりと二階の掃除を行って落ち着く どうにかこうにか掃除して尚永い夜 明日は母が来て下さるに準備が掃除のみ 風呂入ろうか風呂入ろう洗いあげたいスリッパ 妻が働きたいのかまだ早いのかわからない態度で 今日も懸命働いたバナナ食べて寝る 何より許す事よ妻も人も犬も ボイジャーとなってひたすら進みつづけたい文学かな 思いを馳せる思いは届かない春の夕べ
はやく眠りはやく起きてコーヒー二杯 はやく寝てはやく起きて物を食べず つつじの花のよく咲く風に冷えているよう 太陽煌めいてあたたか一人けのびして しばし時経てば曇り、を、ぐっと立つ 納豆ご飯食べ終えて茶碗洗いあげて去る 幸福の野鳥来て暫くして飛び立つ 何か成したいここちあり今は句しかない 一人思いつめる事己の夢を忘却して 今朝も書きつめる事集中力を養う
飲む薬が多い事、辟易する 飲む薬の多い事、辟易する 夕飯も食べず眠ってしまい朝だ 夕飯を食べず眠ってしまい朝だ 腹へり腹へり、コーヒーを飲む 煙草にコーヒーで一日をはじめます 脚の痛む、今朝も薬を飲んでいる 朝食はバターカレーにするか、宜しい 昨晩は妻が何か言っていて思いだせない さまざまな事思いだす、今朝は東京の事を
帰りきて菜の花ばたけ 禁煙旅行の、禁煙失敗とほほ 家に帰りきて家中を片づけていた 妻は眠り掃除の音をうるさがっていた 昨日の反省して段々鬱になる一人 昨日の反省して段々鬱となる一人 それでも物書きとして書き落とす毎日のひとひかな いろいろ片づけたくなる書斎におる 二階をまずは片づけよう二階から攻めよう すっかり掃除終えて本日も良い日
よく寝てよい目覚めの本日は旅行の朝 痛む脚をおしてキッチンで煙草エコー喫っていた 朝食買いにコンビニまで、本日は晴れたな 乗り継いで乗り継いで伊豆高原まで お肌の次は体重か乙女の妻の悩みは尽きず 禁煙旅行だった筈なのに朝もう煙草喫っている 妻にゴミを集めてもらい可燃ゴミ出しに行ってきた よい朝の、髭剃り落とす 準備は万全であり二泊三日愉しみ尽くす 煙草喫いにいこう換気扇を回そう
蕎麦湯が来ない 作者:せきしろ,又吉直樹 マガジンハウス Amazon 「蕎麦湯が来ない」 又吉直樹×せきしろ 内容 エッセイの面白さはもちろん、俳句に対してのイメージが変わった! まとめ こんな人にオススメ こんにちは、ちわぷ〜です! 以前、歌人の穂村弘さんの書評本を読んだ時に紹介されていて、気になっていた書籍を読んでみましたので、ご紹介させて頂きます! お笑い芸人の又吉さんと、文筆家のせきしろさんの俳句とエッセイの面白本です☆ 「蕎麦湯が来ない」 又吉直樹×せきしろ 内容 濃ゆい二人の俳句&エッセイ! 俳句だけ、エッセイだけでもそれぞれ本になりそうなのに、惜しげもなく全てを披露! エッセイ…
脚が痛くて我慢して歩む 明日は旅行の脚の痛みは響くのか 本日はよく眠ろう準備して 妻は朝からお歌のけいこ 陽が強く雨あがりの朝となった 腹が出ている幸せ太りだよ ストレスが襲う、煙草をやめてしまう 旅行の準備して一日を満喫します 脚を痛めなければなぁ、でも事故だもの 明日は八時出発の、昼食は海鮮丼で
4月26日、私の誕生日です。 あと、4日。 そこで誕生日から一年の計を書いていこうと思います。 〇仕事 来年一月から職場復帰させて頂く。 その為に、健康増進をはかる為に、毎日散歩に出る。 〇生活 喫煙はヴェポライザーを使用し、ダメージを軽くする事。 服薬、日に三度、しっかり行う。 ペットボトル飲料を買わない。家でアイスコーヒーを飲む。 〇愉しく過ごす 〇稲垣足穂全集を少しずつ読んでゆく。 〇毎日、自由律俳句(できれば行わけ詩も) 誕生日といっても愉しいことはないやい! でもいいもの。 私はもう三十七。大人だから。
今朝は六時ごろ目覚めました。 空腹で、オートファジーをしようかな、といった所だったのですが つい、アイスコーヒーを摂ってしまって さくばん、妻の用意してくれた米が炊きあがりました。 ご飯は納豆ご飯にして食べました。 美味しかったです。頂きました。 〇 悩んでいた禁煙の問題なのですが 昨日、ヴェポライザーという 煙草葉を、加熱して吸引するデバイスを買ったのですよ。 匂いはほぼしないし、妻に好評です。 そうして、このデバイスを使うと 煙草代が五分の一になるらしいのですよ。 そうしてちょっと煙草の金銭的問題が軽くなった、 というので、良いですね。 大切に使用していきたいと思います。 〇 そうして 一…
友人Aが露天風呂からいきなりザッパァと立ち上がって、「最近のネタツイは、面白すぎる!」と叫んだ。だから俺もザッパァと立ち上がって「最近のネタツイは面白すぎる」と唱和した。一応断っておくと他に客はいなかった。 俺たちは最近のネタツイが、本当に地を転げ回るほど好きで、石に刻んで1000年後に残したいほど好きだった。 俺は「カニを細くした虫、エビ*1」という俺たちのお気に入りのネタツイを暗唱し、Aは湯の中を笑いころげた。このツイートを口に出すとどんな不機嫌も吹き飛んで幸せな気持ちになることができたし、今でもできる。 ひとしきり笑った後で、Aは真面目な顔になって、「最近のネタツイって、言葉が面白いだけ…
鏡の中のアクトレス EMI MUSIC JAPAN INC. Amazon 4月2日の視聴 ・『ゴールデンカムイ 第一話「ウェンカムイ」』 →初視聴では真剣シーンばかり気になった記憶あり。白樺の皮が油で燃えやすいこととか、“ウェンカムイ”が「人間を殺してしまった、凶暴で悪い神」(=本編でのヒグマ)であるとか。 →なにより、杉元佐一が金塊を必要としてる理由が、「親友の(盲の)妻のため」っての、ヤングジャンプ本誌読んでるとき完全に忘れてるもんな。 →私もシサンです。 →地獄の特等席。 →跡を追う、狙う者。 ◇ ・『ゴールデンカムイ 第二話「のっぺら坊わ」』 →大都市といえば。札幌、函館、旭川。そし…
今朝は空腹で目が覚めた。 米は炊いていなかったので、今、炊いている。 空腹を、アイスコーヒーと煙草でごまかした。それにしたってやりきれない。 キッチンの上が汚かった。 私が掃除するより他無かった。 空腹で、いらいらしながら、それを行った。 妻の、朝の、歌のおけいこさえもいらいらした。 文学が私の道だった筈だった。それを楽しそうだからと横入り。 それでつづかないと、嫌になってしまうだろう。 でもそれが私に関わる問題じゃない。 文学をやるにはそれだけの意味や意図があるんだよ。 そうじゃなきゃ、何か月も自由律俳句を書きつづけるか? さいきん、本当に他者との関係性を見直している。妻とも。 * 空腹でい…
あたらしいパジャマで嬉しいぞ 人生は空しい人生は苦しいたんぽぽの健気に咲く たんぽぽすっと上を向いて咲く今日の道 起きてすぐゴミ出しに行くテクテク歩く 本日こそ銀行へ行くやっと銀行へ行く 妻の苛々が伝染するとして私は悪い ゴミ人間にならないよう今日のわざをこなす インヴェガをコーヒーで服し眺めればつつじ 怒れるぞ自由律俳句も俳句だぞ、大木 青春のこんなさみしい時の中
昨日はショッピングモールへ、妻と二人、行きは電車で向かった。 まず和食レストランへ行き、わたしはデミかつ定食を頂いた。 妻は、焼き魚定食を食べていた。 その後、妻の眼鏡を直しにもらいにいって(すぐ直った) それからユニクロでわたしの外着とパジャマを買いに行った。 ああ、それと私の雨靴を買ってもらった。良かった。 * 帰宅。 夕飯、お弁当を二つ、スーパーへ一人買いに行った。 うどんと天丼のセットの弁当が一つワンコイン五百円で買えた。 五時に食べて(美味しかったです。頂きました) 六時には眠った。 * 本日、2024年4月11日(木)は 午前三時に起きた。 妻はもっとはやく起きていたそうだ。 妻は…
おはようございます。 今朝は朝、七時に起きました。本日は水曜日なのでゴミ出しはなし。 起きて、猛烈に煙草が喫いたくなる。 コンビニ、近くセブンイレブンへ行ってアメスピ リーフゴールド を買ってきて喫う。 お米の用意は昨晩、してあったんだ。炊飯を行う。 半合、玉子をかけて食べる。美味しかったです。頂きました。 コーヒー、トル。 一階、二階、全体をなにとなく、クイックルワイパーをかける。 正直、もっと手をかけたいのだけれど、本日はイオンへ買い物に出るので そんな手を込めて掃除できない。 自由律俳句、今朝は二十句書く。 陽があたたか。洗った靴も乾くだろう。 コスタコーヒーというペットボトルのコーヒー…
本日は午前零時過ぎに起床した。 未だ、つかれが溜まっている。昨日も書いたが、家事━掃除のし過ぎだった。 妻も起きてきた。 妻はろくに物を食べず、ブログを書いていたので諫めた。 でもほんとうは、妻の自由にさせてあげたい。 只、自由にさせると、妻は何事もやり過ぎて体調を崩すのであった。 自由律俳句、十句書いて それから、コンビニへ食べ物を買いに出た。サンドウィッチにした。 妻にはアイスを買ってきた。 4月26日で、三十七歳になる。 わたしも自由律俳句だけではなく、自分のあたらしいワークをすべき、 なのだけれど、日記以外に思いつかない。 ろくに自分の考え、思想の無い人間なんだろう。 いつ刺さったのか…
雨あがりの朝あざやかなそれはあざやかな 妻が早々起きてプリン食べていた 薬のカプセル服しコーヒーで流しこむ今朝 掃除道を歩もうキッチンに書斎片づけよう 息を切らして妻よベッドに向かわせてやる 妻がいやいや期でどうにか眠らせる 今朝も煙草喫うアメリカンスピリットだよ 太陽の光りありがたし書斎を明るめる 今朝も掃除の、そっと手をとめ花を見つめる 生きがいは自由律俳句の、障碍者として一人
iPhone13ProMax 2024年4月2日(火) 街のあちらこちらに雪柳が咲いていて、いい季節ですね。 桜も今が見ごろかな。 今夜は、歌人、俳人、川柳作家、自由律俳句作家、詩人が入り交じり、 自分の専門外の詩型にも挑戦する「焚き火句会」の俳句の回。 夏雲システムをお借りして句会をやってらっしゃる方は多いと思いますが、 結果発表のあと、zoomを使って感想会をやると、さらに楽しいですよ。 佐野元春『今、何処』東京国際フォーラム 2023』(LIVE)
吉村昭「海も暮れきる」を読み終えた。吉村作品はいつも面白くて一気に読むのが普通だが、今回は途中読むのが辛くて止めそうになった。こんな状態になったのは、彼の作品としては「冷い夏、熱い夏」以来だろう。この作品では、彼の弟がガンになり、それを隠して看病する兄と、ガンを疑う弟との葛藤が描かれていて、死期が近づいてからの苦しみの描写などが迫真的すぎて、読むのが辛かったのだ。 今回の「海も暮れきる」は、俳人尾崎放哉が小豆島にたどり着いて亡くなるまでの8ヶ月を描いた作品だが、これも亡くなる直前の描写は凄惨なほどで、人間は死ぬまでにこんなに苦しまねばならぬのかと、あれこれ考えさせられたのだった。この件は、以前…
今日も気温が高い。朝のうちは晴れていたけれど、午後から曇り、一瞬、ポツポツと雨。 午前中は昨日の続きで慣行栽培の田んぼの畦畔に除草剤をまく。あと刈払機も積んでいって、長い枯れ草が残っているところは刈って倒しました。 午後、父と母が、母方のお墓参りをして、掃除もしたい、というのでクルマで二人を乗せてお墓参り。お彼岸に、うちのお墓はお参りしたらしいが、母の実家のほうのお墓にはお参りできていないとのこと。父が高齢となりクルマの運転ができないので、こういうことになります。歩いて来たこともあったらしいけど。 僕もお墓の草むしりをする。うーむ。私は百姓のはずだが草むしりをするのは何年ぶりか(笑)。墓の裏に…
『近代作家追悼文集成[25]寺田寅彦』(ゆまに書房平成四年)に収める鈴木三重吉「寺田さんの作篇」に、ある日夏目先生のところへ伺うと、先生は「今寺田が帰つたところだがね、僕がアインシュタインの原理といふのは大体どういふことかねと聞いたら、それは話したつて先生には分らないな。と言つたよ」と苦笑されたとあった。 あっけらかんとした人間関係であり、安倍能成が、漱石門下での寺田寅彦の扱いは「お客分格」で、夏目先生は若い者たちの美点と長所とを認められたけれども、寺田さんに対する尊敬は別であったと述べているのはこうしたところにも現れているようだ。 鈴木三重吉は寅彦の人間像について、われわれの周囲の、すべての…