瀬は切れて木枯ノ森あか裸 (これは舟山 遠くに静岡のビル群) 木枯しの森の下流、約1キロの安倍川河川敷にやはりぽっかりと盛り上がった島がある。こちらは舟山と言われ、木枯らしの森とは兄弟みたいなものだ。古代から歌枕で知られた木枯らしの森とは違い、こちらはマイナーな存在で、さしづめ次男坊か。この二つを混同する人もいる。こちらも常には川の流れの中にあり、行きにくい島である。 先日、瀬切れをたのみに舟山に向かった。川の西側から渡渉したが、今回もわずかな流れで長靴底を濡らした程度で済んだ。想定通りだった。島の川上側は流れに負けない硬い岩壁が露出している。川下側に登り口があり、笹藪がきれいに刈られ上まで道…