仏教学者、京都大学教授。1961年生まれ。1985年京都大学文学部仏教学卒、87年同大学院仏教学修士課程修了、1988年京都大学人文科学研究所助手、1998年九州大学文学部助教授、2000年京都大学人文科学研究所助教授、07年准教授、教授。プリンストン大学、ハーヴァード大学、ライデン大学、スタンフォード大学等において客員教授を歴任。
すでに申し込みを済ませた、今年の印仏学会の発表ですが、それをもとに既出の論文をリライトして編集し直し、まとめていこうと思ってます。新出の写本を読んで分かったことがテーマなんですが、資料的にもそこが独自の視点になるわけですし、ある意味、博論の要になるところだからです。 それに伴い、論文の構成、目次もほぼ決まり、落としどころもほぼ決めました。 さて、新しく出たこちらの本を購入しました。 唯識: これだけは知りたい 作者:船山 徹,石垣 明貴杞 法蔵館 Amazon
※ 論題をクリックすると1頁目を閲覧することができます。 ◆【エッセイ】振動する弦――北海道大学邦楽研究会体験記(2-5) 陳恵陽 ◆【論考】蔣経国に対する評価の基礎的分析(6-46) 寺沢重法 Key Word:総統/戒厳令/美麗島事件/本省人と外省人/民進党と国民党 ◆【研究ノート】忠犬と犬姦――犬姦物語に関する考察(47−69) 呉秀娟 Key Word:妖狗/異犬/五行志/志怪 ◆【書評】船山徹著『仏教漢語語義解釈――漢字で深める仏教理解』 (70−109) 山田大輔 Key Word:漢語史/移植/音写語/双音節語/形態素/連動構造 ◆【文藝】詩六首(110−114) 弋一 ◆【翻訳…
「#2022年おすすめ仏教書3冊」とハッシュタグを付けてツイートして、2022年に読んだおすすめ仏教書3冊を紹介し合うという企画をおこないました。 皆様ご投稿ありがとうございました。 企画の詳細は以下のブログ記事をご覧ください。 akatsuki-blog.hatenadiary.jp 本記事は皆様のご投稿の中から ・2022年に出版された本 ・2021年以前に出版され、複数投票された本 以上2点のいずれかに該当する本をまとめたものです。 順位を付けるという趣旨ではなく、あくまでもおすすめの仏教書を共有しようという企画です。 それでは、さっそく投稿結果を発表いたします。 2022年に出版された…
#2022年おすすめ仏教書3冊 ◎企画説明 音楽雑誌でその年のベストアルバムを選ぶ企画があります。 同じように仏教書でやってみたら面白いのではないかと思い始めた企画で、今年で5回目になります。 投稿結果を集計して共有させていただきます。新たな一冊との出会いがあるかもしれません。 たくさんの方とおすすめを共有したいので、ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。 ・Twitterで「#2022年おすすめ仏教書3冊」というハッシュタグをつけて投稿してください(Facebook、Instagram、TikTok、YouTubeなどの投稿も拾いに行きます) ・2022年に読んだ仏教書の中から選んでください…
当ブログでの注意事項ブログでは紹介された書籍のみを取り上げる。論文は(日本史・アジア・アフリカ史・西洋史)。 地域・時代によって重複しているものもあり。 原則Amazon登録してあるものを中心に。未登録のものも多数あることに注意。 各書籍の評価を知りたければ、「回顧と展望」を図書館などで頑張って読もう。もしくはAmazonの内容紹介を確認してみよう。 紹介された書籍の内、このブログではあくまで個人的に興味があるものだけを取り上げる抜粋紹介にすぎない。
博論の構想が固まってきました。現段階で、おおよその論題を決め、落としどころというか結論もおぼろげに見えてきました。新出(未読)の写本を見たうえで、それも論拠に加え、先行研究を裏付けられるんじゃないかというものです。 って、何をいっているのか自分以外の人には意味不明かもしれませんが(笑)。 写本の方も、相変わらず遅々として、進展は僅かずつではありますが、読み進めております。おおよそのグループ分けは見えてきたという感じです。 さて、久しぶりに本を買いました。 仏教漢語 語義解釈 漢字で深める仏教理解 作者:船山 徹 臨川書店 Amazon 最近は通勤電車内が勉強時間となってしまってるので、本を読む…
かつて人物往来社から刊行されていた宮崎市定監修「中国人物叢書」(第一期、全十二巻)の著者名およびタイトルは、それぞれ下記のとおりである(第一回配本は④の宮崎著)。 ①永田英正『項羽』/②狩野直禎『諸葛孔明』/③吉川忠夫『劉裕』/④宮崎市定『隋の煬帝』/⑤藤善眞澄『安禄山』/⑥礪波護『馮道』/⑦梅原郁『文天祥』/⑧勝藤猛『忽必烈汗』/⑨谷口規矩雄『朱元璋』/⑩寺田隆信『永楽帝』/⑪堀川哲男『林則徐』/⑫近藤秀樹『曾国藩』 偶然なのか、タイミングを合せたのかどうかは定かでないが、このうちの二冊――③吉川忠夫『劉裕』と⑦梅原郁『文天祥』とが、この5月に文庫化された。 吉川著(1966年5月刊)は再文…