児童虐待が疑われる事例に、保護者が前兆を察知できずに子どもの健康状態が極端に悪くなり、救急搬送されるようなパターンがあります。 その背景は、「一人親」に迷惑をかけたくないと考える子どもの気持ちが隠れているようです。 仕事に、育児に、家事に、忙しく動き回っている保護者に、自分の健康状態を告げずに、自分だけでガマンしてしまうのです。 「忙しいから、邪魔しちゃいけない。」という心理ですね。 それは、いのちに関わる状態へと至ってしまうこともあります。 保護者は忙しい中でも、健康的な生活が保てるように、最大限の努力は惜しまないはずですから、いつもと違う違和感は、伝えた方がお互いのために良いのです。 伝え…