地平を駈ける獅子を見た/松崎しげる ほか 阿久悠というと、昭和歌謡の巨人と呼ばれ、主に70年代を中心に、歌詞の斬新さと奇抜さで時代を築いた、まさに巨匠という存在だ。 自分が子どもだった頃は、やはりピンク・レディーの作品を次々と世に送り出したことや、レコード大賞を何度も受賞するなど輝かしい活躍ぶりを目にしていたが、今この時代を振り返ってみると、この曲も阿久悠作品だったのか、というものが何曲かある。 そもそもヒットしていない曲はこのブログでも取り上げていないので、どれも知られた曲なのだが、ちょっと意外な感じがするものを紹介する。 <可愛いいひとよ/クック・ニック&チャッキー(1976年)> 後年、…