画像出典:honda,co,jp 30歳代終わり頃までは、日々の生活や毎日の仕事に心を奪われて、綺麗な花が咲いていても、名もない可憐な花がひっそりと咲いているのを見ても、特にこれと言った感情も湧きませんでした。 確かに、綺麗な花を見れば 「綺麗だな」 と思うことはありました。しかし、それは単に色合いのことであって、それ以上に踏み込んだ感情が特別に起こることもなく、惹かれることもなかったのです。従って、けばけばしい花や、地味な形や色合いの花などに、その花が持つその花ならではの個性を評価できませんでした。見向きもしませんでした。 ■ 生活 その頃のわたしの生活は、ギリギリという訳ではありませんでし…