手持ち花火を通して「有限性による実存」をテーマとしアイドルの寿命を論じる話。 留学生のリーリヤは花火というと打ち上げ花火しか思い浮かばなかった。 それゆえ、商店街で打ち上げ花火を購入するが遊び方が分からず偶然会った手毬を誘う。 二人だけでの手持ち花火大会。手毬は初心者のリーリヤを貶しながらも二刀流でドヤ顔する。 2人だけでも手持ち花火はあっという間に底を尽き終わってしまい寂寥感を漂わせる。 だがここでリーリヤが死という有限性を意識するからこそ実存を認識できるとか言い出す(大意)。 転じてアイドルもまた賞味期限が短いことが意識され、だからこそ輝きたいんだと意志を高める。 無造作に消費されては捨て…