もうひとつのカップラーメンは、長方形の紙器(本当は紙の器ではないが、紙器と呼んでおく)で、焼きそば的にソース味に仕上げられたものだ。量がやや多めで、若い頃はよかったが、いまは負担になる。けれども、この量が多いというところに、このカップラーメンの個性があるのだと私は思っている。 以前、知人の結婚式に招かれたとき、この娘さんは食べっぷりが立派だ、と言ったことがある。 それがどう受け止められたのかは知らないが、その娘さんの、食べることに関して、何度か素晴らしい風情のところを目撃したことがあった。 テレビ番組でいうと、明石家さんまが大勢の芸能人を前にした司会の重責を終えて、ほっとしたところで一杯の水を…