今年の春も天候は今一つ安定せぬ中、旧暦でのお釈迦様誕生会(たんじょうえ)である、灌仏会(かんぶつえ)の茶会を開きました。 寄付 平山 郁夫 【薬師寺散華色紙】 色紙掛 「古代裂」 寄り付き 足元には 真葛 二代 宮川 香斎のインドの「白い象」を。 本床には 灌仏会には欠かせない 東皐心越「誕生仏」を。 【東皐心越】(とうこうしんえつ) 俗姓/蔣、名/兆隠のちに興儔、字/心越、号/東皐、別号/樵雲/越道人 江戸初期の渡来僧。長崎興福寺に入り、水戸光圀に迎られ水戸天徳寺に住す。 水戸祇園寺、高崎少林山達磨寺開山。 詩文、書画、篆刻など中国の文人文化を日本に伝え、古琴は日本の琴楽の中興の祖、 篆刻は…