正確には「かがい」と読む。特に京都ではそう呼ぶかどうかで、よく知っている人間か判断される。
芸者屋・遊女屋などが集まっている町。花柳街。いろまち。
三省堂提供「大辞林 第二版」より
京都では現在5つの花街がある。祇園(甲部)・祇園東・宮川町・先斗町・上七軒である。これに島原を加えて6花街とすることもある。しかし島原には現在では舞妓・芸妓のどちらもいない。そのため花街の定義を「芸妓(芸者)のいる場所」とすると、島原は花街ではない。島原には他の5花街と違って太夫がいる。しかし現在でも営業しているのは輪違屋ひとつとなっているため、存続が危ぶまれている。
また、京都以外にも花街は全国各地にある。