よろコンです。 また、お盆の時に行ったトーハク(上野・東京国立博物館)の話です。 トーハクの常設展(総合文化展)はその時々で展示替えがあり、いつ行っても新鮮で見ごたえがあります。そりゃー、日本最古で最大級、最高峰の博物館ですから。 そして、今回はトーハクの浮世絵です。 国立西洋美術館の礎となった松方コレクション。川崎造船所(現・川崎重工)の初代社長・松方幸次郎が第一次大戦の船舶需要による事業拡大で得た莫大な資金を元に美術品を大量購入。その数、一万点あまり。多くの西洋の美術品に加え大量に買い戻されたのが海外に渡った浮世絵でした。その数、約八千点。そして、その浮世絵コレクションを引き継いだのがトー…