クリスマスのころになると園芸店の店先に並べられているポインセチア。上部の赤くなっているのは花ではなく、葉が変化したもので苞(ほう)と呼ばれています。形は下部の緑色の葉と同じです。アントシアニンという色素で赤く染まっています。虫や鳥をなど呼び寄せ受粉を手助けしてもらうためで、花びらと同じ役割をしています。黄色い花は小さく、ホウの中心付近にあり、あまり目立ちません。 ポインセチアと同じように苞が花びらのように見える花を咲かせるのがハンカチノキです。白い苞がハンカチのように見えるのでその名がつきました。ハンカチノキは中国南西部の高原に自生しますが、日本でも公園などに植えられていて見ることができます。…