なにか面白そうな映画はないものかとアマゾンプライムビデオで探していたら『おヤエの女中と幽霊』という作品を見つける。1959年の日活映画で、「おヤエシリーズ第5弾」とのこと。よくは知らないのだが、若水ヤエ子という女優さんを主人公にしたコメディシリーズであるらしい。若水ヤエ子というのは、東北弁を売り物にした女性コメディアンで、「女エノケン」と呼ばれていたとのこと。なるほど、これは面白そうと、さっそく観ることにした。 おヤエが女中として働いていた家のご隠居が亡くなり、その際に飼い猫のクロの面倒を頼まれる。仕方なく猫を連れて奉公先を探すのだけれど、なかなか猫連れの女中を雇ってくれるところはない。そこで…