資本主義の世の中では、お金がなければできないことが多い。食べることも、住むことも、学ぶことも、そして――遊ぶことさえも。それは分かっているけれど、やっぱりどこか寂しく感じる瞬間があります。 最近、「東京ディズニーランドに行く若者が減っている」というニュースを見かけました。夢の国は、誰もが笑顔になれる場所であり、非日常を味わえる空間。それでも今の若い世代には、少し遠い存在になっているようです。 チケット代は開園時の約3倍に 東京ディズニーランドが開園した1983年、1デーパスポートは3,900円でした。それが今では、最大10,900円(2025年時点)。40年でおよそ3倍近くに上がったことになり…