オノマトペとは 一般的な国語辞典でも2500語以上、オノマトペ辞典では4500語を超える語が収録されています。また歴史も古く、古事記にもオノマトペが登場します。国生みの際に海神が矛をかき混ぜる様子を、「こをろこをろ」と表現したのです。 日本語がオノマトペを発達させた背景に、動詞の説明不足があります。原則として日本語では、ひとつの動作に対してひとつしか語が当てられていません。「走る」に該当する語は「走る」以外には存在しないのです。 しかし外来語においては、ひとつの動作に対して複数の語が当てられていることも珍しくありません。たとえば英語では「走る」に該当する語が10を超えています。 run: 最も…