私が中学1年生となったのは、1972年のことです。当時は、土曜日も午前中だけ授業がありました。私が入学したカトリック系の男子校では、英語の授業は、たしか週に6時間あり、米国人の先生の授業が4時間で、日本人の先生の授業が2時間だったと思います。米国人の先生は、米国東北部出身の30代の白人の修道士でしたが、最初の授業のときに開口一番、Korekara eigo naraimasho と英語なまりが強い日本語で言われたのです。強烈な印象でしたが、新しいことがたくさん学べる授業でした。 私の世代は、小学校4年生から訓令式ローマ字を国語の授業で習うことになっていたと思います。私は、ローマ字が好きでしたが…