『英雄の生涯』(Ein Heldenleben)
リヒャルト・シュトラウスが作曲した交響詩。作品番号40 1899年、フランクフルトで初演。 高度な演奏技術を要し、オーケストラの合奏能力が試される作品である。 ヘルベルト・フォン・カラヤンが好んで演奏した。 amazon:Ein Heldenleben amazon:英雄の生涯
R.シュトラウス:英雄の生涯*交響詩 [DVD]
今日は台風の影響で全国的に大変でしたね。でも、大事をとって仕事は休み、この記事を書きあげることができました。 今回は久々のカラヤンの同曲比較をしてみたいと思います。取り上げる曲は、R・シュトラウスの人気曲、交響詩「英雄の生涯」です♬この曲を演奏したくてたまらない人も多いのではないでしょうか? そもそも、カラヤンはR・シュトラウスの音楽を得意としていました。カラヤンの演奏はR・シュトラウス本人から褒められたり、カラヤンがR・シュトラウスに演奏について提言したこともあったようです。なので、この「英雄の生涯」もカラヤンにとっては十八番の曲であったようで、人生の節目や、大切な演奏会ではかなりの割合で取…
2026年2月21日(土) 愛知県芸術劇場・コンサートホール 指揮:川瀬賢太郎 管弦楽:名古屋フィルハーモニー交響楽団(CM:小川響子) 語り:五藤希愛 アコーディオン:大田智美 ・武満徹:「系図」若い人たちのための音楽詩 ・R.シュトラウス:交響詩「英雄の生涯」 「系図」、この曲は個人的に特別な曲。なぜかというと、この曲の日本初演に立ち会ったから。1995年9月7日(木)松本、サイトウ・キネン・フェスティバルでのこと。 終演後、武満さんと谷川さんも舞台に上がられ、満場の拍手を受けていた。武満さんはその5ヶ月後に亡くなったので、ホント感慨深い松本での一夜だった。(ちなみに初演の語りは遠野凪子(…
20250822(了) リヒャルト・シュトラウス; (1)『影のない女』から交響的幻想曲 ①21:54 (1946) (2)交響詩『英雄の生涯』作品40 ②-⑦47:06 (1898) クリスティアン・ティーレマン指揮 ウィーン・フィルハーモニー 録音:2002年9月、ウィーン楽友協会大ホール、ライヴ Tot.69:13 CD/クラシック/管弦楽曲/Ⓟ&Ⓒ 2003 ドイツグラモフォン/輸入/中古 <★★★★> しばらく前にメットの『サロメ』の映画の鑑賞記をアップした時、おしまいに 書いた通りで、「ヘェー、こんな曲あるねんなぁ」と思ったのがきっかけ。 超名作ぞろいのR・シュトラウスの管弦…
『英雄とは、戦争だけが仕事の人間であり、偉人とは、あらゆる職業ができる人間、裁判所・軍隊・書斎・宮廷等々どこでも立派にやりこなせる人間であると思われる。しかし、両者を合わせても一人の清廉なひとには及ばない。ラ・ブリュイエール』 戦争に勝ったときに、英雄は、国を挙げて持て囃されます。 でも、戦争に負けたなら。どれだけ血みどろの戦いをしていても、評価されません。 偉人に関しては、大抵の所で、それぞれの立場をそつなくこなせる人と記されています。 非常に能力が高く、優れた人という評価です。 でも、それ以上の人がいると、このフレーズは指摘しています。 それは、「一人の清廉なひと」です。 「清廉」とは「[…
3月21日 近々聴きに行くので予習中なのだけど、シュトラウスの英雄の生涯を途中で退屈せずに最後まで聴けたことがいまだにないのは、聴き方が悪いのかしら。 前半の長いヴァイオリンソロで眠くなり、後半の過去作の引用でうんざりする。あまりに標題的なせいか、ロマン的な自意識過剰が鼻につくのか。 英雄という存在そのものがすでに時代遅れなのかも。ナポレオン以後、英雄の名に値する人が出ただろうか? 英雄の対極の、平凡な一家庭人を描いた家庭交響曲のほうが、曲としてはるかに聴きごたえがあるし、卑小な小市民の我々にふさわしい気がする。 3月24日 ウィリアム・ダルリンプル William Darlymple 著『9…
アンドリス・ネルソンス指揮によるウィーン・フィルの2024年来日公演に行ってきました。今回は日程の関係で、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番と『英雄の生涯』のプログラムだけいを鑑賞することになりました。 残念ながら今回は周りの客運が悪く、左側の高齢男性は指揮をするかのように手を動かしたり拍子に合わせて膝を手のひらで叩いて音を立て(流石に『英雄の生涯』の指揮はできなかったようですが)、右のご婦人は途中でプログラムを派手に落とし、後ろの男性が背もたれを蹴ったり。さらに左後ろのサラリーマンは拍手中にスマホで写真を撮ってました。 そんな状況にもめげず、ウイーン・フィルらしいふくよかでホッとする音楽に浸…
『16:32 怒りを遅くする者は勇士にまさり、自分の霊を治める者は町を攻め取る者にまさる。 箴言16:32新改訳2017』 難攻不落と言われる城を攻め落とししたら、英雄になれるでしょう。 でも、それよりも大切な事を、この箴言は、伝えようとしています。 それは、怒りをコントロールする勇気です。 人生で、怒りの扱い方は、大切なテーマです。 そもそも、怒りは二次感情で、その前に、不安や心配などの要素があるからです。 それらが、うまく消化できないと、怒りの導火線に火がついてしまうのです。 怒りは大きなエネルギーの源泉です。そのエネルギーを有効活用するため大切な事です。 怒りを放置しておくと、心が占領さ…
リヒャルト・シュトラウス リヒャルト・シュトラウスの音楽が好きです。 昨秋、ヘンリック・ホッホシルト氏(ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンマスで、パシフィック・フィルハーモニア東京の特別主席コンマス)がプロデュースした室内楽演奏会で、晦渋な『メタモルフォーゼン』(七重奏版)を楽しんだほか、ここ2年くらい、何度か演奏、上演されたアルプス交響曲と楽劇『サロメ』を都度聴きに行ってます。 サロメではジョナサン・ノット/東京交響楽団によるコンサート形式上演が素晴らしく、昨年の『エレクトラ』は都合で行けなかったのですが、当日の予定が微妙ながら今年予定されている『ばらの騎士』には是非行きたい。 叙…
先週のウィーンフィルに続き、こんどはベルリンフィルを鑑賞。なんと贅沢なことでしょう。 指揮はロシア人のキリル・ペトレンコで、曲目にはリヒャルト・シュトラウスの交響詩が入ってて、なんだかウィーンフィルと被ってるような……。それともコラボ企画か? ペトレンコを生で聞くのは初めてですが、ロシアのオムスク生まれ。ロシア中南部の都市で、いわゆるシベリアにあり、南側はカザフスタンです。父親はウクライナのリヴィウ出身とのこと。 レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ R.シュトラウス:交響詩『英雄の生涯』 Op.40 公演情報 レーガー:モーツァルトの主題による変奏曲とフーガ 以前から退屈な曲だと…
www.sso.or.jp 2022年度の初回となるKitaraでの札響定期は、当初予定から演目と指揮者はそのままに、協奏曲のソリストのみ出演者の交代がありました。前の週に開催された川瀬賢太郎さん指揮のhitaruシリーズ定期が大変素晴らしかったため、川瀬さんの師匠の広上淳一さん指揮による今回の公演を私はとても楽しみにしていました。 また2022年度は、「オンラインロビーコンサート」に代わり「オンラインプレトーク」が配信されるとのことです。初回はコンサートマスターお二方(会田莉凡さん、田島高宏さん)がご出演。以下のリンク先から動画視聴できます。 www.sso.or.jp 札幌交響楽団 第64…