ソニーコンピュータサイエンス研究所上級研究員。 「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK)パーソナリティー。 脳についての著作が多い。キーワードは、「クオリア」「遇有性」「アハ!体験」「セレンディピティ」「detachement」など。
など他多数。最近はメディア関係への露出が多くなってきている。
一条真也です。『生きがい』茂木健一郎著、恩蔵絢子訳(新潮文庫)を読みました。「世界が驚く日本人の幸せの秘訣」とのサブタイトルがあります。もともと、2018年に『IKIGAI 日本人だけの長く幸福な人生を送る秘訣』として新潮社から刊行された単行本ですが、文庫化にあたって改題されました。著者は、1962(昭和37)年、東京生れ。脳科学者/理学博士。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京大学理学部、法学部卒業後、同大大学院物理学専攻課程を修了。理化学研究所、英ケンブリッジ大学を経て現職。クオリア(意識のなかで立ち上がる、数量化できない微妙な質感)をキーワードとして、脳と心の関係を…
生きがいの見つけ方生きる手ごたえをつかむ脳科学 茂木健一郎 PHP新書2025年7月29日 第1版第1刷 雑誌だったか、新聞だったかの広告で見かけた。茂木さんの新しい本。私自身は、「生きがいを見つける」ということにさして興味がない。そんなものは見つけるものではなく、かってに生きがいになるものだと思っているから。でも、何が書いてあるのかは気になる。図書館で借りて読んでみた。 表紙をめくると、” 生きがいとは、脳が感じる「今ここ」の奇跡「 やりたいことがわからない」「 生きている実感がない」ーーー そんな悩みに、 脳科学が答えをくれる。私たちの行動は無意識に導かれ、 脳は結果を後から「選んだ」と錯…
「才能」についてどう思いますか? 才能って生まれたときから決まってる? 才能がなかったら平凡な人生を送ることが確定している? 本当のところはどんなんだろう。 それはそれで正しい気もするし。 誰にだってポテンシャルはある、って思いたい。 そんなときに脳科学の権威である茂木健一郎さんの言葉に出会いました。 才能は生まれつきではない これは茂木健一郎さん著「脳が変わる生き方」からの言葉。 また、こうもおっしゃっている。 負荷をかけることが脳の喜びになると気づいた人は、伸びます。 やっぱり負荷は必要。 そして、脳にとっても負荷は良いことなんですねえ。 問題は人間が「脳に負荷をかけたくない」「ラクをした…
脳科学者の茂木さんが書いたAI時代の脳の使い方についての本。 茂木さんのところにもよく「どうすれば、AI時代に生き残ることができるでしょうか?」とか「どうすれば、AIに仕事を奪われずに済みますか?」と言う相談が来るそうですが、それについては「脳を活性化すること」と答えるより他ないようです。 では、実際脳を活性化させると言う事は、どういうことをすれば良いのかということですが、第5章でAI時代に身に付けておきたい5つの力が書かれています。 その5つの力とは ①質問力 ②ボキャブラリー ③判断力 ④疑う力 ⑤インテリジェンス だといいます(P-148) ①質問力 そもそも質問するには、本人が今の現在…
結局一番いいものは、作る人が生きがいを感じてできるもの(イメージ) 脳科学者・茂木健一郎氏が語る「生きがいで生み出された作品こそ人に喜びを与える」という言葉には、私たちの生き方そのものに深く問いかける、普遍的な真実が宿っています。それは、特定の分野を超えて、人が心から情熱を注いだものは、必ず受け手の心に火を灯し、新たな生きる力となるという力強いメッセージです。茂木氏の言葉を引用しながら、その核心を紐解いていきましょう。 報酬を超えた「喜び」が、心を動かす作品を生み出す 茂木氏は、宮崎駿監督の創作活動を間近で見て、真の創造性の源がどこにあるのかを語っています。それは、外的な評価や報酬を目的とする…
一条真也です。7月29日、わたしは自宅から車で北九州空港へ向かいました。そこから、スターフライヤー78便で東京へ飛ぶのです。連日、東京は猛暑日が続いています。 北九州空港の前で 本日の北九州空港のようす いつも見送り、ありがとう💛 それでは、行ってきます💛 今回の東京出張は、今回の東京出張は、理事長を務める一般財団法人 冠婚葬祭文化振興財団の理事会、および参与を務める一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会の理事会に参加します。また、5月30日に帰幽された京都大学名誉教授で宗教哲学者の故鎌田東二先生との往復書簡集『満月交命~ムーンサルトレター』(現代書林)、戦後80年記念出版の『死者とともに生きる…
「書く」習慣で脳は本気になる 茂木健一郎 印象に残った言葉 ・We are all in the gutter, but some of us are looking at the srars. ・書いた夢だけが実現する ・言葉に踊らされない 言葉の級位をあげる キーワード 前頭葉 ミラーニューロン 鏡 記録 固定点(不動点) メタ認知 偶有性 資本(キャピタル) 柔らかさと硬さ セレンディピティ プリンシパル 脱藩
ようやく発売になったものの、いまだ抽選販売状態(一部店舗で偶然買えるケースがあるらしいけど)の任天堂Switch2。芸能界でも「まだ買えない」「抽選外れた」の阿鼻叫喚が繰り広げられてます。 芸能界のインフルエンサー(笑)こと中川翔子は発売日の3日後、6月8日に無事Switch2を購入。インスタで「買えた」と投稿、開封動画をYouTubeチャンネルで公開したのだが・・・ 開封時にSwitch2の箱が緩衝材によって保護されており、その中にレシートらしきものが見えた。通常Switch2はそのような状態で売られていないのでフォロワーらから 「本当に自分で買ったの?」「転売屋から入手したのでは」 と疑惑…
読み終わりの図書館本。 読後が充足感でいっぱいになる本だった。 茂木さんは昔にテレビのクイズ番組かなにかで知ったきり。 読んでいくと、一般の人達が自分事として考えられるように噛み砕いて、割愛して述べられているのを感じられる。 脳科学的に厳密なあれこれはあるのだろうけど、とても有り難い。 実際、この本を読んで己が行動を変える意識がついたのは間違いない。 本にあるとおり、自分は「抑制」だらけの人間である自覚はある。 それでも本当に初っ端の 「深く考えないほうが、うまくいく!」 の小見出しを見ただけで 「はーい!」 「かしこまりー↑↑」 といろんな何かを脱ぎ捨てられた、間違いない。 他にも得られたこ…
茂木健一郎『一生お金に困らない脳の使い方』を徹底解説致します。 こんにちは!今回は脳科学の第一人者である茂木健一郎先生の最新刊『一生お金に困らない脳の使い方』を読んでみました。お金の本は数多くありますが、脳科学的アプローチから解説された本書は非常に興味深い内容でした。これから本書の核心に迫っていきたいと思います! 表紙 目次 金持ち脳vs貧乏脳:その決定的な違い 成功者に共通する「リスクテイク」の本質 お金持ちになるための「脳の報酬システム」活用法 意外と知らない「お金と幸せ」の関係性 実践的!お金が集まる脳の作り方 https://www.amazon.co.jp/b/ref=adbl_JP…