茶と呼ばれるがチャノキ以外の植物などから作られる飲料及び、複数の原料を調合した非茶類飲料。 中国においては「茶外之茶」、「非茶」、「非茶之茶」などとも呼ばれ、保健茶、薬茶、養生茶、花茶、工芸茶などが含まれる。植物を原料とするものは草本茶または花草茶と呼ばれている。 日本においては「茶ではない茶」、「茶外の茶」などとも呼ばれ、健康茶、野草茶、代用茶、養生茶、漢方茶、変わり茶などが含まれる。
茶外茶 金木犀(きんもくせい)の花を乾燥させたお茶 「桂花茶」(けいかちゃ)。 金木犀(きんもくせい)の甘い香りが リラックスさせてくれます。 お茶として飲む場合は、緑茶やウーロン茶などの風味付けとして加えるのが一般的。 お湯を注ぐと、ふわっと甘く 芳醇な香りが広がるのが特徴です。 精神安定やリラックス効果があります。 開花間近の蕾が一番香ります。 「桂花茶」(けいかちゃ)は、 お腹を温めて胃の痛みを取る効果が 期待出来る他、口臭予防などにも効果があると されています。 花びらと蕾を白ワインに漬け込んだ 「桂花陳酒」(けいかちんしゅ) は 甘く芳醇な味わいが特徴で、 楊貴妃が愛飲していたという…
茶外茶 「菊芋」(きくいも)は、 キク科ヒマワリ属キクイモで、 日本には、江戸時代末期に 米国から家畜の餌として導入されました。 非常に生命力・繁殖力が強く、 野生化したものが 在来種を駆逐する危険があるため、 「要注意外来生物」に指定されています。 そんな「菊芋」ですが、他の芋類と違い、 塊茎にはデンプンがほとんど含まれて いません。 主成分は「多糖類イヌリン(inulin)」を 含む食物繊維で、 世界一、イヌリンを多く含む植物として、 最近では美容や健康面から注目を集めつつある 野菜の1つです。 菊芋に含まれる「イヌリン」は 「天然のインシュリン」とも言われ、 血糖値を下げる作用があるので…
Mulberry(茶外茶) 「マルベリー」とは、蚕が食べる葉として 知られている「桑の葉」です。 中でも、「マグワ」は日本でも古くから 「健康茶」として利用されてきました。 葉に含まれる成分に 糖分を吸収を抑える働きがあるため、 食前に飲めばダイエットに役立ちます。 また、血糖値の上昇も防ぐので、 糖尿病の予防も期待出来ます。 他にも、腸内のビフィズス菌などの 善玉菌の働きを高めるので、 便秘の改善にも効果があります。 穏やかな解熱作用があるので、 熱を伴う風邪の際にもいいでしょう。 学 名:Morus alba 和 名:マグワ 科 名:クワ科 使用部分:葉 主要成分・デオキシノジリマイシン・…
Ginger(スパイスティー) 3000年も昔から熱帯で栽培されてきた、 歴史の古いスパイスの1つです。 インドのアーユルヴェーダ、インドネシアのジャムウなどで 風邪や悪寒に効果のある薬として用いられてきたハーブです。 日本では奈良時代から栽培されています。 スパイスティーの特徴 香りと風味 スパイスティーの基本的な淹れ方 ブレンドにおすすめのハーブ 飲み方ワンポイント 健康効果 データ 関連事項 スパイスティーの特徴 香りと風味 味や香りの特徴 刺激のある辛味と爽やかな香り 香 ドライはスパイシーで甘く土っぽい強い香りで 刺激的です。 ティーはスパイシーな爽やかさの奥に 甘く土のようなどっし…
茶外茶 日本のハーブティーの代表「クロモジ茶」。 清々しい森の香りが特徴の「クロモジ茶」。 森の中にいるような、 リラックス感と爽やかな香りを楽しむことが出来ます。 「クロモジ」は、 日本の山地に自生するクスノキ科の落葉低木です。 森の日陰に生育し、 春早く芽を吹き木漏れ日の恩恵を受けて生育しています。 昔から、口の清潔のために使用され、 千利休の頃から、高級爪楊枝になりました。 また、「ローズウッド」の香りに似ていることから、 有名な高級香水や石鹸の香りづけにもされ、 今では「和精油」として人気もです。 天皇即位の大嘗祭には、 黒文字の小柴垣に熱湯をかけて香りを立たせる儀式があり、 日本の文…
Gettou(茶外茶) 香ばしい風味 沖縄で自生している伝統のハーブ、「月桃(ゲットウ)」。 その美しい名前に相応しく、 5~7月頃に美しい穂状の白黄色の花を咲かせます。 お茶としても人気です。 甘くスパイシーな香りは心身の緊張緩和に効果があります。 月桃茶の香りと味わい 基本的な淹れ方 飲み方のワンポイント 月桃茶の健康効果 ハーブのデータ 関連 月桃茶の香りと味わい ショウガ科の植物ということもあり、 ショウガのような香りがし、 ちょっとスパイシーで、ほんのりとした甘みが特徴のお茶です。 体が温まり、ほっと一息つける嬉しいお茶でもあります。 リラックスを促し、疲れを緩和させることで注目され…
Hatomugi(茶外茶) 香ばしい風味 鳩が好んで食べることからこの名が付いたハトムギ。 イボ取の薬として扱われてきました。 栄養バランスに優れ、体の生理機能を活性化するため、 健康のために、日頃から飲み続けるのもよいでしょう。 ハト麦茶の香りと味わい 基本的な淹れ方 飲み方のワンポイント ハトムギ茶の健康効果 ハーブのデータ ハト麦茶の香りと味わい ハト麦茶は、麦の香ばしい香りが心地良く、 またクセがないためとても飲みやすい健康茶です。 基本的な淹れ方 水 :200cc ハト麦:大さじ1~2杯 弱火で5分程度、煮出します。 飲み方のワンポイント 身体を冷やす作用があるので、 ショウガなどと…
茶外茶 かつて日本からの輸出品として栽培されていた薄荷。 清涼感のある爽やかな香りで、 「和ハッカ」「コーンミント」などとも呼ばれています。 精油成分の「ℓ-メントール」などの働きは、 消化器系の働きを整え、食欲や消化を促します。 また、抗酸化作用により、 血管のアンチエイジングや動脈硬化の予防などの効果も期待出来ます。 スースーするのに、上品で後味がスッキリ ハーブティーとして楽しむ時は、香りも吸入しながら飲むと良いでしょう。 爽快感が強過ぎると感じる場合は、 ミルクを入れてミルクハッカティーにすると飲みやすくなるでしょう。 おススメの使用法 1.口臭予防など 和ハッカはメントールの抗菌、消…
茶外茶 「クミスチン」はシソ科の植物です。 6月から11月にかけて白や薄紫の可憐な花を咲かせます。 マレー語で「ネコのヒゲ」を意味するこの名前は、 上向きにピンと反って長く伸びた雌しべが 猫の髭に似ていることによります。 クミスクチンの葉茎を乾燥させてつくるお茶は、 沖縄では「グァバ茶」や「うっちん茶」と並んでポピュラーなもので、 アジアやヨーロッパでも古くから健康茶として愛飲されています。 葉には、ポリフェノールの一種であるロズマリン酸や カリウムを多く含んでいるため、利尿作用があり、 腎臓の不調改善やむくみの解消に役立ちます。 学 名:Orthosiphon Stamineus Benth…
茶外茶 日本人に馴染み深い「ハブ茶」は、 「胡草」(えびすぐさ)というマメ科の植物の種子が原料です。 眼精疲労や充血、花粉症などのアレルギーによる涙目など、 目のトラブルに用いられてきました。 「明(視力)を開く種子」という意味から 「決明子」(けつめいし)とも呼ばれています。 本来の「ハブ茶」は「波布草」(はぶそう)という植物の種子を 乾燥させ、焙煎したものでしたが、 生産性が低いため代用として「胡草」(えびすぐさ)の種子を用いられ、 今はこの「胡草」(えびすぐさ)の種子が使われたものが主流となっています。 ハブ茶には「ビタミンA」が豊富に含まれています。 ビタミンAには粘膜を守る力、骨や皮…
灌仏会(かんぶつえ)ですな。花祭りとも言うが、地域によって再開される日にちが違うらしいが、自分のとこは新暦4月8日です。 ルンビニの花園で生まれたお釈迦様の為に、天(龍だったり梵天だったり定かではない)が産湯として甘露を降らせた。という伝説に因んで誕生仏に頭から甘茶を掛ける行事。 ただ掛けるのではなく、花で御堂を飾りつけ、灌仏盤という少し深めのお盆の真ん中に誕生仏を安置した後かけます。 中高は仏教系の学校でしたのでこの行事ありました。毎年この日になると花を1輪以上持って登校し、校門で集めている先生やら当番に当たっている生徒に渡したものです。 あと、灌仏盤に溜まった甘茶は信者達が持ち帰って飲むら…
今年もいよいよクリスマスがやって来ました。クリスマスシーズンの楽しみ方のひとつと言えば、日本でもかなり親しまれるようになってきたアドベントカレンダーが挙げられます。 ご存じの方も多いと思いますが、アドベントカレンダーとは、12月1日から24日までの間*1、毎日ひとつずつ箱や窓を開けていき、その中身を楽しみながらクリスマスまでのカウントダウンをするというものです。箱や窓の中身としては、絵が描かれていたり、詩が書いてあったりすることもあれば、ちょっとしたお菓子や雑貨などが入っていることもあります。最近は化粧品ブランドがアドベントカレンダー型のコフレを出していたりもしますね。 さて、今年はそんなアド…
今週のお題「夢」 毎月季節の果物を紹介するシリーズ★ その名も「旬の役果」。 私は健康なカラダづくりに役立つ果物を【役果やくか】と呼んでいます。季節ごとに旬を迎える果物が持つ特徴的な栄養や成分を充分に引きだして美味しく楽しく頂きましょう。10月の役果はカキです。 カキ カキは10月〜11月頃が旬です。 カキノキ(柿の木、学名:Diospyros kaki) カキノキ科 (Ebenaceae) カキノキ属[2] の1種の落葉樹である。東アジア原産の同地域固有種。日本や韓国、中国に多くの在来品種があり、特に中国・長江流域に自生している。熟した果実(柿)は食用とされ、日本では果樹として、北海道以外で…
健康茶だと言うんで、ルイボスティーを飲んでたんだけど(ノンカフェインだし)、ふと浮気して、羅布麻茶(ラフマ茶・別名ヤンロン茶)(これもノンカフェイン)を飲んでみた。 ルイボスティーは100袋以上淹れてみて、ちっとも美味しく感じないのだけれど、羅布麻茶は最初から美味しい!! 南アフリカの豆科の葉対中国のキョウチクトウの葉は、中国の完全勝利だな。 弱火で沸騰させた湯に5分、煮出して作るんだけど、漢方薬のような鼻にツンとするような香りで、飲むとその香りは少し甘い感じに変わり、口の中でふんわりと広がり、すっきりする感じ。 因みに、中国茶ってものすごく種類が豊富だな。冷たくしてもいけます(^o^;) 種…
赤しそジュース(茶外茶) 煮出して作る「赤しそジュース」は、 夏の食欲不振を改善してくれます。 赤しそは、スーパーなどでは 茎つきのまま売られていることが 多いのですが、 葉の部分だけを摘み取って使います。 りんご酢は鮮やかな赤色に仕上げるために 使います。 <材料> ・赤しその葉(正味):300g (青しそでも可) ・水 :1.8ℓ ・りんご酢 :150~200g ・砂糖 :300~500g Point! ※ きび砂糖・上白糖・氷砂糖など好みでOK! ※ 砂糖の量は、 好みによって加減して構いませんが 冬場や春先まで長期間保存する場合は、 砂糖が少ないとカビが発生しやすくなり ます。 <作り…
日数計算で7月の2日を以って今年も後半戦に入ります。 一体前半何やってたかな~?と思う。 今年前半戦、記録を取ったお茶の種類を勘定してみたら15種類だった。…意外に飲んでおらんのな。ついでに去年は31種類で、一昨年は5種類だった。 後半戦はどこまで進められるかね?(←そもそも進めるようなものなのか?) して、去年の後半戦は12種類、一昨年は19種類だった。 最も多いのは紅茶だが、その他に日本茶や中国茶、その他のエリアのお茶、茶外茶もメモっている。飲みきりサイズが多いのに、大した数量ではないな。ついでにペットボトルやチルドカップなどのお茶は記録を取ってはいない。飲むことがあまりないから。というか…
我が家ではこれまで緑茶や玄米茶を飲むことが多かったのですが、長男が好きだということで最近は麦茶パックも使うようになりました。私にとって麦茶と言えば夏のイメージで、暑い時や疲れた時にもぴったりな飲み物です。 さて、今回はそんな麦茶に関する話題です。その名の通り麦を原料としていそうですが、使用する麦の品種に制約はあるのでしょうか? 麦茶の原料と作り方について 大麦以外の麦でも麦茶は作れるの? 大麦の概要 麦茶の原料と作り方について 麦茶とは、殻付きのまま焙煎した大麦(六条大麦、二条大麦、裸麦)の種子を原料とし、水やお湯で抽出した飲み物のことを指します。一般的には、デンプン質が少なく風味の良い六条大…
お茶の色は水の質に因って変化する。不純物、栄養源としての鉱物質、酸素含有量など要因は色々ありますわな。ついでに、沸騰の際に底から湧いてくるのは蒸気化した水が気体となって浮上してきているものなので、空気ではありません。 と、まぁ前置きをしつつ、本日はお茶とは関係ない話だったりする。 先日黒枸杞を使って抽出液、横文字でいうとゴジベリーウォーター(ウルフベリーウォーター)なるものを作ってみた。 酸性では紫色に、アルカリ性では青色になるとのことだったので、今回はアルカリ性の飲料用温泉水なるものを使って抽出してみた。入れたて(画像なし)は綺麗なロイヤルブルーになったのだが、黒枸杞の量が多かったらしく、ノ…
久々にベレ氏と共に食材げっとの出陣。この御仁と会うといつもこのパターンだな(^▽^;)まぁいいが。 今回は前から入手したい。と考えていたものを探しに行った。特に美味しいものではないのだが、興味はあった。 で、ちゃんと購(あがな)うこと出来ましたよ♪ ↓コレ。 黒い枸杞(クコ)の実。ウルフベリーやゴジベリーとも言いますわな。 赤いものよりも味が甘くなく少し苦みがある。赤枸杞同様お茶にしてみたかったんだ。尤もお茶といっても茶外茶のカテゴリーだが。 面白いことにアルカリ性の水に漬(ひた)すと水が青、酸性の水に漬すと紫に変わるらしい。 見た目こんな。 ヘタの部分が黒いのはわざわざ染色剤で染めている悪質…