安土桃山時代から江戸時代にかけて活躍した豪商。本姓は「中島」。当主は代々「茶屋四郎次郎」を襲名する習わしである。初代と2代目、3代目が絶頂期だった。 初代は三河国より上京して京都で商売を始めた茶屋清延(1545年〜1596年)。2代目は清延の長男の茶屋清忠(?〜1603年)。3代目が清忠の弟の茶屋清次(1584年〜1622年)。
アナツバメ(海燕)の巣。アナツバメの分泌物で作られている。ベトナム中部沖のチャム諸島(クーラオチャム)などの海島で採取された。高級食材として知られ、少なくとも江戸初期までには日本にも輸入されていた。 アナツバメの巣 ダンチョン(塘中)の特産品 日本での利用 参考文献 アナツバメの巣 燕巣は、海燕すなわちアナツバメ類のうちジャワアマツバメなどの巣をさす。アナツバメは体長9〜10センチメートル、背と腹に灰色の羽毛があり、尾と翼は黒く、翼の先が尖っている。 アナツバメはベトナム中部の海島に集中して生息しており、18世紀に北部鄭氏の南征軍に従軍した黎貴惇は『撫辺雑録』の中で「嶋傍燕窩無数、鳥以千万計」…
2日放送の大河ドラマ「どうする家康」は、徳川家康の上洛編が描かれ、これまで三河中心のローカルなドラマだったのが、いよいよ広がりを見せていくというプロローグのような回となりました。 それに伴って、家康を取り巻く人々にも新しい人物が次々と登場しています。人物の描き方は、脚本家や演出、さらに「主人公が誰なのか」など、さまざまな要素で異なってきます。本日は率直に登場人物の感想を書いてみたいと思います。 ※すべて個人の感想ですのでご容赦を! まずは明智光秀です。 大河ドラマでは、3年前に光秀主役の「麒麟がくる」で新しい光秀像が描かれ、強く印象に残ったのですが、そのイメージを引きずっているせいか、今回の初…
京都には多くのお寺があり(一説にはコンビニの数より多い)、 門前に法語を掲げているところもたくさんある。 そんな中で、既成の印刷物ではなく住職が自分の考えで選び、 あるいは自分の言葉で書いているものが面白いと思い、注目してみる。 また、このお寺は、茶屋四郎次郎の屋敷跡であったと高札が立っている。 面白い名前だったので、高校の歴史ですぐに憶えたことを思い出した。 前半の写真は中京区、後半の2枚は上京区である。 さすが豪商だけあって、各地に屋敷があったらしい。